アノマリーノート:「満月で買って新月で売る」




月に関するアノマリー


株の世界では「満月で買って、新月で売る」あるいは「満月で売って、新月で売る」と、どちらでも使われているアノマリーのようです。

太陽の黒点サイクルのアノマリーと同じように、月の満ち欠けのサイクルと株価の変動に何らかの相関があるとの観測があったところから発生したものと思われます。



単純に約2週間おきに売買するサイクルで利益が出るとも考えにくく、また、14日間(営業日では10日間)という日数日柄に特に意味があるとも思えませんので、現在のコンピュータ処理されたチャートでわかるようには値動きが可視化されにくかった時代の名残なのかもしれませんね。

ちなみに、為替相場では「満月の円安、新月の円高」もしくはその反対、「新月の円安、満月の円高」として使われています。
株価との相関で売り買い、円安円高の組み合わせが成立すると想定されます。

ここのところ(2010年代)の中央銀行による金融政策でコントロールされた買入れによって下支えされている現状では、あまり意味のないサイクルアノマリーのように思われます。


ただし、ただしですよ、金融占星術的には、「月の位相」と為替相場のリバーサルには相関が見える時があります。

その観測の中には、確かに満月及び新月の日柄もあります。

詳しくは「2018年 月の位相とドル円リバーサル。」の記事をご覧ください。
(https://tm-anomaly-lab.blogspot.com/2018/08/2018.html)


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