金融アストロロジー:2018年秋の木星と海王星を読む。


ストーンヘンジのように動かないドル円。


ドル円があまりにも動意に乏しく方向感が見えない状態が続くので、一体どうしたものだろうと、2018年9月3日の日付でホロスコープを起こしてみることにしました。


見て、確認してみた結果、

木星海王星がちょうどこの時期、それぞれ蠍座と魚座でトラインを形成中なのですが、山羊座で近い度数を運行中の冥王星とセクスタイルを作っているギチギチのアスペクトになっていて、

動きづらい状態のようです。

もし、読みが当たっているなら、10月まではあまり心地よい動きは期待できないかもしれません。
ホロスコープを見ながら、説明していきます。



<木星海王星のトラインと、冥王星のセクスタイル>


2018年9月3日現在、木星は蠍座17度を、海王星は魚座15度、冥王星は山羊座18度を、それぞれ運行中です。


2018年9月3日のホロスコープ(東京都千代田区)


(ホロスコープの黒い丸がそれぞれ、上の方から海王星、冥王星、木星です)

木星と海王星は、動きとしては木星は拡大と上昇を、海王星は吸い込まれるような動き、または曖昧さや霧散、隠れる見えにくい動きを示します。

この二つの天体が良好なアスペクトを形成するとき、良い方向に物事が進みやすいといわれますが、逆に物事がぼんやりと拡大化しやすく、ぬるま湯の中で温存されているような状態にもなりやすいといわれます。

これはまさに、最近よく言われている「適温相場」と合致する現象です。



その二つの天体のちょうど真ん中あたりを冥王星が運行中でセクスタイルを形成していますので、冥王星が象徴するアメリカとその通貨ドルに大きな影響を与えていると考えられます。

緊張感はないものの、ちょうど良い感じで動けない。そのような状態のようです。



<FRB設立時チャートと重ねてみると>


さらに、ドルの管理者FRBの設立チャートを見てみると、面白い点に気がつきました。

FRB設立時のチャート(内側)に、2018年9月3日(外側)を重ねてあります。


FRB設立時チャート(内側)と2018年9月3日(外側)


設立時の火星に対して、運行中の木星海王星が、これまたトラインを形成しているのです。
(黒い丸の中が、左から設立時の火星、運行の木星、運行の海王星)

この火星にはまた、運行の冥王星(黄色い丸の中)もオポジッションを作っています。


さらにさらに、チャートは表示できないのですが、1792年のフィラデルフィア第1合衆国銀行での紙幣発行日4月2日のチャートを見ると、発行時チャートの木星海王星が運行の天王星とオポジッション、運行の金星とコンジャンクションを作っていました。



<動意づく可能性の時期について考える>


「わかっちゃいるけどやめられない♪」という歌の歌詞がありましたが、これでは動こうにも安定しすぎて動けない状態だと考えられます。

木星と海王星のアスペクトが崩れる時期を見てみると、だいたい今年2018年10月20日頃には木星が蠍座25度と移動していますので、少しは状況に変化があるかもしれません。

また、上の2018年9月3日のホロスコープの茶色の丸は火星と天王星なのですが、この二つの天体が、9月19日にスクエアとなります。
この日の前後に何か地政学的な動きがあれば、それをきっかけに状況が変化するかもしれません。

ですが、このアスペクトは5月16日にも形成していますので、あまり期待できないと予想されます。(ちなみにこの日米10年債金利が3.1をつけました)



読みが当たらなくても全く構わないから少しは動いてくれないかなー、というのが実際、正直なところで、運行の木星がタイトなアスペクトから徐々に離れ出す10月に期待したいところです。



*ホロスコープチャートはFree Horoscope Charts 

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